2005年LDA世界ドラコン選手権決勝大会観戦記

2005年10月18日(火曜日)

LDA世界選手権出場に向け、日本大会優勝者の福本大象選手とコーチの岸副さんとともに、アメリカン航空にて成田を出発!
私日本を初めて離れました!・・・と言いますか、飛行機に乗るのも初めてだったんです。
夕暮れの成田から離陸した瞬間は、幼稚園児のようにはしゃいでしまいました。だんだんと小さくなってゆく街をいつまでも眺めておりました・・・。
夕飯の時間となると、飛行機の窓のブラインドを閉めろとの指示がスチュワーデスさんから。
・・・しかし!初めての飛行機で、お外をいつまでも眺めていたい私は、乗客の皆さんに迷惑がかからないように手のひらで外の光が漏れないようにしながらブラインドをチョビっとだけ開けて、サン・ホセに着くまでの12時間を楽しんでおりました。本当に外ばかりみて12時間を過ごしてしまいました。

サン・ホセで入国審査を行いラスベガスに向けて飛行機の乗り継ぎでしたが、ここでトラブル発生!
ラスベガスの上空に積乱雲が発生しているために離陸時間が延びてしまいました。
その時間、初めての異文化コンタクト!・・・・と言ってもサンドイッチを買っただけですけれど。ところがこれが大変でした。サンドイッチのメニューにはターキーサンドイッチの文字がありましたので
「たーきーさんどうぃっち、ぷりーず」
と言ってみたものの
「パードゥン?」
なんて返されるものだからあわててしまい、それ以降は指差しで注文。
「トマト?」
・・・えっ?俺はターキーサンドイッチを頼んだのにトマトって?・・・そうか、トマトを増量するか?ってことか!?
「ノー!サンキュウ」・・・ほっ・・・。
「レタス?」
・・・またかよ!増量しなくていいよ!こっちは金ないんだからさっ!
「ノー!サンキュウ!」
「オニオン?」
「ノー!サンキュウ!!」
「チーズ?」
「ノー!テアンキュウ!!!」
「サラダ?」
・・・・・なんだよ!サラダってーのは?サンドイッチにサラダはさむのか?今までにトマトやらレタスやらはなんだったんだよ!
そこへおじさんが一言。
「ヂスイズフリー」
・・・おおっ!そうか、サラダはフリーなのね。無料なのね!分かった分かった!あいしー、あいしー!
「OH!サンキュウ!」
・・・・そして出てきたのはターキーのみがパッサパッサのパンにはさまれたビックサイズのサンドイッチ。
アメリカのサンドイッチは(というか、ここでは)、トマトもレタスもオニオンもチーズも頼まないと入れてくれないのね。しかも別料金!空港だからかどうかわからないが、ターキーのみのぱさぱさパンビックサイズでおよそ800円!・・・・やってらんねー!

そんなこんなで無事ラスベガスに到着。飛行機から降りた途端、目の前にはスロットがズラリ。
すごい。さすがラスベガス・・・。手荷物しか持っていないお客さんにいきなりスロットしろっていうこと?やっぱり違うねー!THIS IS USA ! VIVA LAS VEGAS!
預けていた荷物を受け取る場所で、今回の我々のアテンドをしてくれる高森さんと合流!
思わず安堵のため息をしてしまいました・・・。
・・・よかった・・・これで何とかなる・・・・。異国でしかも飛行機も初めての私に連れてこられた福本選手と岸副コーチはなんと心細かったことか!・・・でも一番びびっていたのは私だったんですよー!!

「高森さん!よろしくお願いします!」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
高森さんを一目見て、この旅は大丈夫!との確信がもてました。
高森さんは昨年も我々のアテンドをしてくださった方。まずは空港を出てラスベガス中心部へ。
街並みがすごい!派手!ド派手!そしていよいよカジノへ潜入!
・・・・ひっろーい!(残念ながら内部の写真は禁止)飲み物のサービスをしてくれるおねーちゃんのスカートが短いこと!
その後。約100マイル離れたドラコン会場のあるメスキートへ移動。
宿泊はオアシスホテル。いよいよ明日から本格的に始動です。頑張れ!福本さん!

福本大象選手

ブライアンパブレット選手
2005年10月19日(水曜日)
カジノの奥にあるレストランで朝食を食べる。
いやー、朝からカロリーが高いのなんのって!
バター、ジャムたっぷりのトースト、ポテト(大量)、ベーコン(カリカリ)、そしてチョビットの野菜。そうそう、オレンジジュースはどこへ行っても大体はミニッツメイドでした。(おいしいんですよね。)
その後、大会使用クラブのチェックを受けましたが、ここで、持っていった3本のうちの1本が規定よりも5mm程度長いことが判明、急遽練習会場に来ていたコブラのバンにてグリップをカットしてもらいました。
練習場での福本選手の様子はとても長旅をしてきたとは思えない素晴らしい放物線を描いていました!いやー、飛ぶ!非常に高い弾道で、しかも頂点からの落下時間が長く、地面への入射角度も緩やかで、これは飛ぶはずです!まさに飛ばしの弾道!

練習会場でふと周りに目を向けると、・・・・す、すごい!4年連続世界チャンピオンのズーバック選手!わお!どんな球をうつのかな?わくわく・・・・・?あれ?ド引っ掛けを打ってるぞ?!(このときは後になって自分の見る目が無かったことを痛感させられました。)
わ!あれはブライアンパブレット選手!・・・・うーんうまい!ズーバック選手とは違い、非常にオーソドックスなスイング。しかしそのスイングスピードがただ事ではない!
おお!あれはカールウォルター選手!低い弾道を打つなぁ・・・・あ、あれ?まだ落下してこない!どこまで上がっていくんだ?!!!!

ジェイソン・ズーバック選手

カールウォルター選手
練習を午前で切り上げ、会場となるゴルフ場へ向かう。
さすがに決勝会場!完全に真っ平らなフィールド。きれいに刈られた芝。青い空!白い雲!ああぁー!気持ちいい!俺もこんな場所で打ちたい!
会場横の選手控え兼練習場では、私憧れのパットデンプシー選手(シニアディビジョン)が練習しておりました!すごい!それしか言葉がない!全く緩みがないスイング。全てがインパクトで放出されるエネルギーの使い方をしています!まさに理想!このスイングを見ると、400ヤードなんてそんなに難しいことではないように思えてしまいます。
その後、練習場にもどって再度練習。最終調整を行っていました。頑張ってください!
その夜はメスキートにある唯一の中華料理店の「パンダガーデン」にて夕食をとりました。
アメリカでは、中国=パンダ、ぐらいの勢いでパンダというか、中華が認識されているそうです。

パットデンプシー選手
2005年10月20日(木曜日)
さぁー!いよいよ福本選手の晴れ舞台!グループ1の開始です。
朝9時からの試合開始に向けて、福本選手は5時半に起床。軽くランニングをして身体をほぐし、朝飯をガッツリ食べる!おにぎりが無かったことが悔やまれます!(こっちではおにぎりはさすがに売っていません。)
控え兼練習場での福本選手の様子。
岸副コーチとの微調整を行いつつ、少しづつテンションをあげていきます。
このとき残念だったのが、メーカーから直前(前日)に届けてもらったクラブを打ったところ、1本は2球でヘッドがへこみ、もう1本は数球でヘッドの音鳴りが生じてしまっていました。
さすがは福本選手というべきなのか、普通のクラブでは福本選手の凄まじいインパクト衝撃に耐え切れなかったのでしょうか?!
さー・・・いよいよ福本選手の出番です!行け!GO!FUKUMOTO!
・・・!!!!
結果は325ヤード!残念ながら一次予選は敗退!敗者復活戦にまわります。
敗者復活戦ではアゲインストの中321ヤードを飛ばしました!結果は・・・・・
残念!2回戦に駒を進めるにはあと8ヤード!たったの8ヤードでした!しかし福本選手、他の外国人選手が190cmを超えるなかで173cmの身体でよーく頑張りました!立派です!また来年に期待します!

大和魂炸裂!
その後ホテルに戻り、お土産を物色に行きました。
メスキートはラスベガスから100マイルの距離にある、砂漠の中に作られた小さなリゾート地です。
街全体が砂漠特有の匂いを醸し出しており(多分、なにかの植物の匂い)、日本に戻ってきた今でも、お土産品の匂いが同じ匂いを放っています。
夕食はファミリーレストランにてステーキを食しました。
私が食べたのはフライドビーフ。その名のとおり、ケンタッキーみたいなコロモに包まれたビーフです。
思ったよりも美味で、その夜はおなかの中が脂っこくて若干苦しかったです。(食したい方は来年、一緒に行きましょう。優勝してください。)
2005年10月21日(金曜日)
この日はGD社主催のドラコン大会で優勝した山田選手と、GD社の大会記録(2005/9/19)401ヤードを記録した児玉選手が出場。(401ヤードは日本タイ記録。LDJ主催の2005年5/28実施の高槻予選での鳥居選手が記録した401ヤードが日本初400ヤード越えLDA公認記録です。)
お二人とも残念ながら1次予選敗退。日本人選手ファイナリストまでの道のりは、また来年へと持ち越しになりました。
この日、車を飛ばしてラスベガスへ行きました。
まずは世界一の高さを誇るトラストフィアタワーの展望室(地上274m!)にて360度のラスベガスの景観を堪能。そしてその後更に上にある絶叫マシーンに乗りました!
私と高森さんはライドチケットを購入していなかったにも関わらず、あれよあれよというまに、ジェットコースターに搭乗。・・・・いいの?・・・・っていうか乗るつもりがなかったのに突然地上300m弱の吹きっ晒しのジェットコースターに乗って怖くないわけがありません。
・・・・えーっと・・・ぼくらは乗るつもりではなかっ、ぴるるる!スタート!!
ひあああああー!!助けてマイマザー!・・・・・・!!!
その後福本選手と岸副コーチは他の3つの絶叫マシーンに搭乗。
今までにないスリルだったそうです!
ラスベガスの夜はこれから・・!
怖かったこともありましたが、非常に堪能しました!
メスキートに着いたのは午前3時過ぎ。もう最終日です。
2005年10月22日(土曜日)
さーていよいよ決勝を決める時がやってまいりました!
世界中からのべ何万人もの頂点を決定するときです。
まずはウーマンディビジョン。
以前にも優勝経験のあるステイシーシニックが大記録で優勝!
なんと記録は311ヤード!非常に無駄のなく、力感を感じさせないスマートなスイングでした!
会場の大型モニターに映し出されたその記録に会場からは大歓声!!
思わず私も歓声を上げてしまいました。

539ヤードの世界記録保持者
スコットスミス
使用クラブ:
BANG-O-MATICグラファロイブルー
最後にオープンディビジョン。世界一決定戦です。
スコットランドから来たダニーリレットの超ダイナミックなスイングには会場から大歓声があがりました。彼は準決勝で今大会記録となる396ヤードを記録していました。
しかし、決勝で優勝を決めたのは”THE BEAST!”ショーンフィスターです!
決勝での記録は377ヤード!さすがは「野獣」です!
また来年に向けて大会を盛り上げて行きたいと思います!
みなさん!2006年の大会への道はすでに走り始めています!

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